平成18年度 第2回 2級の漢字検定の結果をまとめてみます。残念ながら、「四字熟語」と「対義語・類義語」 
問は件の件で採点はされませんでしたが、結果は通知されましたので、今後の自分の為にも検討の対象としま 
した。 
 初めに、得点を「本人」と「全受検者の平均」と「合格者の平均」で表示してみます。ただし、合格者の平均は、 
結果通知の正解率の折線グラフから読み取ったものです。 
  
 得点をグラフにしてみましたが、いくら目盛りを大きくしてもあまり参考になりません。ましてや勝手に、 
 本人分だけが得点としているものを除くと、殆ど差がありません。しかし、こうして見ると、合格も、不合格も 
 紙一重なんですね。最後の一粘りなり、合格への執着が、こんなにも明確な結果となって示されるのでしょうか。 
負けても挫けるな!は、胆に銘じたいものである。 
 しかし、これ程に差が表れないのでは、しようがないので工夫してみます。そこで、正解率をグラフにして 
みました。すると、今まで明解でなっかたものも、見えてきました。 
 
  
 
 ここで一番気が付くのは、全受検者平均の正解率の高さです。「読み」問は90%に迫る勢いだし、 
「部首」・「熟語の構成」問も75%です。平均したら、かなりの点数で、合格基準を準2級並の70%としたら、 
合格者続出しそうな程、皆さん健闘しています。しかし、やはり問題は書き問です。書き問の4設問は70%に 
届きません。ここがクリアできれば合格の道は拓けます。特に、「書取り」問は満点で50点ですので、とにかく 
実際に書く練習を重ねることで、実力を高めたいものです。やはり、地道な努力が一番効き、検定だけでは 
無く、常日頃の意識が大きな差を生み、結果に現れると思います。 
  合格者平均で気が付くのは、「読み」問の正解率の高さです。ここは全問正解を狙うぐらいの勢いが必要 
だと云うことです。反対に、ここを落としているようだと、合格点を取るのは困難になります。平均で29点で 
すから、合格者では満点を取っている人が多数であるのがわかります。次に、平均ですから当然といえば 
当然ですが、どの設問も合格が必要と云われている80%を越えています。逆に言うと、著しく苦手の設問が 
あると、合格は中々困難であろうと云う事です。 
 最後に本人分。合計点で137点/150点満点。採点されなかった「四字熟語」・「対義語・類義語」問を 
結果通知の結果を参考に得点すると、185点。100点換算で92.5点。まあまあか。各設問を見ると「送り 
仮名」問が8割。ただし、5問であるから微妙ではあるが、やはり苦手意識が結果に表れているのか。 
しかしながら、準1級からは、送り仮名問は無くなるので、幸運ではある。 
  また、書き問題の「書いた漢字」の『とめ』や『はらい』の採点であるが、今回の検定では減点されたものは 
なかった。かなり意識して書いたので、余り不用意なことは云えないが、普通に気を付けて書き、明らかに 
変な点がなければOKではないだろうか。 
 お蔭様で2級を無事合格することができ、次は、漢字検定準1級「完全征服への道」をまっしぐら! か? 
率直に云って、ハードルは急に高くなるのである。最後は所謂、動機付けです。そして、その継続です。 
合格した人は、より上級を、不合格であった人は、再挑戦を。お互いにその気を継続したいものです。 |