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| ■出題内容 |
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| 配 点 ： |
・１問２点・１０問＝２０点 |
| 範 囲 ： |
・常用漢字全部と人名用漢字。 |
| 内 容 ： |
・二字熟語の上下の関係を選択肢の中から選ぶマークシート式。 |
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書き問題でなくて、配点２点は美味しい。 |
| 傾 向 ： |
・熟語の構成の選択肢は以下の５パターン。 |
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ア．同じような意味の漢字を重ねたもの （岩石） |
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イ．反対または対応の意味を表す字を重ねたもの （高低） |
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ウ．上の字が下の字を修飾しているもの （洋画） |
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エ．下の字が上の字の目的語・補語になっているもの （着席） |
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オ．上の字が下の字の意味を打ち消しているもの （非常） |
| ■注意事項 |
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・勉強を初めたばかりは、中々迷う問題も多いが、慣れると一番のボーナス問題。 |
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・一番簡単な問題が、上記オ．の否定形。 |
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「不、無、未、非、否」など下の字訓を否定している形。余りに明確なので殆ど |
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１問しか出題されない。此れを間違えたら救われないし、ダメージは大きい。 |
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・二番目に簡単なのがイ．の対応の構成形。 |
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「起伏」のように明らかに判る問題が多い。しかし、「授受」、「方円」のように |
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少し気を付けなければいけない問題がない訳ではない。 |
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・ア．の形は以外と難しい。 |
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「弾劾」は、どちらも「罪を責め立てる」の意味だか、迷う。 |
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「網羅」も、どちらも「あみ・残らず集める」となるが、難しい。 |
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「陳弁」は、どちらも「口で伝える」の意だが、エ．「弁を陳べる」もある気がしてくる。 |
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但し、判り易い形も多いが、また解答に迷うのもア．かウ．の時が多く |
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漢字の語彙と語意を磨きたい。 |
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・ウ．とエ．は次のように考える。 |
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上から下に呼んで意味が通じ易いのがウ． |
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『必携』は、「必ず」→「携える」のでウ．。 |
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下から上に呼んで意味が通じ易いのがエ． |
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『殺菌』は、「菌」を「殺す」のでエ．。 |
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『耐震』は、「地震」に「耐える」のでエ．。 |
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∴下の漢字の後に「を」や「に」を付けて上の漢字を読むと自然なのがエ．。 |
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しかし、どちらから呼んでもあまり不自然にならない熟語もある。 |
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「涼風」はウ．涼しい風とも、エ．風が涼しいとも読めるが風を表しているので、ウ． |
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「挑戦」はウ．挑む戦いとも、エ．戦いに挑むとも読めるが動作を表しているのでエ． |
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その熟語の意味を理解し、不自然でない方を選ぶのが正解への道であろう。 |
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・「環礁」はウ．、「離礁」はエ．。意外と梃子摺る。 |
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「環礁」は「輪の形になったさんご礁」なので、「環（輪）」の「珊瑚礁」。 |
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「離礁」は「船が乗り上げた暗礁からはなれること」だから、「礁」を「離れる」。 |
| ■勉強・攻略法 |
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・とにかく数をこなすと、コツを掴むことができる。 |
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勉強・練習もテンポ良く進めることができるので、難しくないし、苦にもならない。 |
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・何しろマークシート方式で配点２点である。此れを満点とれば結果は明るいし、ここで |
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点を落としたら、途端に苦しくなる。 |
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・ただし、最初に行った練習でチェックでが入った問題は、次も間違ったら、それは熟語の |
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意味を理解していないか、それを構成している漢字の字義を理解していないので、纏めて |
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おいて、辞典・辞書で調べる必要がある。手間隙かけると、それが記憶の定着に効き、 |
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「急がば廻れ」でもある。 |
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・漢検対策としては、一番効率がいいので、とにかく満点を目指して繰り返しの練習を。 |
| ■受検感想 |
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・自己採点：２０点／２０点 ・実際の得点：２０点 ・全受検者の平均点：１５.１点 |
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・テンポよく進んで、設問３。今回は特別易しかったのだろうか。 |
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ここも難渋することなく、満点を確信。順調過ぎて怖い。 |
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強いて言えば、問題「離礁」。それ以外は、此れしか無いだろうの乗り。 |
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考えてみれば、問題「離礁」も「離れた」＋「珊瑚礁」なんて意味不明だし。 |
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