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| ■出題内容 |
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| 配 点 ： |
・１問１点・１０問＝１０点 |
| 範 囲 ： |
・常用漢字全部と人名用漢字。 |
| 内 容 ： |
・漢字の部首を書く。 |
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協会発行の『漢字学習ステップ』や任天堂ＤＳ用ソフト『漢検ＤＳ』では部首名を答える |
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問題があるが、漢字検定では部首名を答える問題は無い。ただし、標準的な部首名 |
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ぐらいは覚えたい。 |
| 傾 向 ： |
・部首が判別し難いものや、間違い易いものが出題される。 |
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知らないと正解とならない問題ばかりであるが、漢字を分解した時に、部首となる部分が |
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幾つもある訳ではないので、適当に書いてもある程度はうまくいく時もある。 |
| ■注意事項 |
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・漢字を組み立てる各部分の名称は、次の七種類がある。 |
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偏（へん）・・・左右２つの部分に分かれる漢字の左側の部分。 |
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・・・「体」の左側がにんべん。人と偏（へん）でにんべん。 |
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旁（つくり）・・・左右２つの部分に分かれる漢字の右側の部分。 |
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・・・「断」の右側がおのづくり。斤と旁（つくり）でおのづくり。 |
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冠（かんむり）・・・上下２つに分かれる漢字の上側の部分。 |
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・・・「安」の上側がうかんむり。ウと冠（かんむり）でうかんむり。 |
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脚（あし）・・・上下２つに分かれる漢字の下側の部分。 |
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・・・「慕」の脚の部分があしごころ。脚（下・あし）にある心であしごころ。 |
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垂（たれ）・・・漢字の周りの内、上と左の２方を囲むもの。 |
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・・・「病」の上左の部分がやまいだれ。やまい関係の垂（たれ）でやまいだれ。 |
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繞（にょう）・・・漢字の周りの内、左と下の２方を囲むもの。 |
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・・・「道」の左下の部分がしんにょう。 |
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構（かまえ）・・・漢字の周りを囲むものの内、垂と繞以外のもの。 |
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・・・「街」の左右を囲むものがぎょうがまえ。行が構（かまえ）でぎょうがまえ。 |
| ■勉強・攻略法 |
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・部首の問題は準１級以上になると無くなるし、漢字辞典でも協会発行の『漢検 漢字辞典』も、 |
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同『漢検 常用漢字辞典』も五十音順となっている。また、普通の漢和辞典も「音訓索引」で |
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引けるので、学習の意欲が湧き難い。但し、此処で１０点丸々落とすわけにはいかないので、 |
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問題集を一通りは行いたい。 |
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・部首の意味を知ると漢字自体の理解が深まるので、そこから入る手もある。例えば、 |
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忄
（りっしんべん）・・・人の心に関係すること。 |
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禾
（のぎへん）・・・稲や穀物に関連すること。 |
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貝（かいへん）・・・金銭、財貨に関連すること。 |
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礻
（しめすへん）・・・神、祭事、神がくだす禍福など。 |
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衤
（ころもへん）・・・衣類やその状態など。 |
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などは参考になる。「礻」
と「衤
」の意味の違いがわかれば、
正しい漢字が不明確な時でも |
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大体見当がつく。紙の漢和辞典を引く愉しみでもある。 |
| ■受検感想 |
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・自己採点：８点／１０点 ・実際の得点：９点 ・受検者の平均点：７.５点 |
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・「翻」の部首を、「番」と解答。正解は「羽」。二つに一つを間違い。勉強した記憶が無く |
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あてずっぽうで解答したので、仕方がない。 |
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・「憾」の部首を「心」と解答。正解は「忄」。散々迷い、たぶん「忄」だろうと思ったが |
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「最初に浮かんだ答えが正解の可能性が高い」を信じて「心」としたと思っていたが |
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結果は○。結局やはり「忄」
だと最後に訂正したと考えられ、解答のメモ書きを修正 |
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しなかったのだろう。いい方向に修正して勝負強さを発揮？。 |
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・感想。あまり勉強しなかったので、９割できたら上出来であるか。 |
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但し、「甚」の部首「甘」は、予想が当たり試験中、ニンマリ。 |
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