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の『夏彦の影法師―手帳50冊の置土産』を見る |
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| 書籍名 | : | 夏彦の影法師 ―手帳50冊の置土産 |
| シリーズ | : | 単行本 |
| 著者 | : | 山本伊吾 |
| 初版発行 | : | 二〇〇三年九月二五日 〔平成15年〕 |
| 紹介版 | : | 二〇〇三年九月二五日 初版 |
| 発行者 | : | 佐藤隆信 |
| 発行所 | : | 株式会社 新潮社 |
| ISBN | : | 4-10-462401-2 C0095 |
| 定価 | : | 1,600 |
| 頁 | : | 333 |
| 印刷所 | : | 大日本印刷株式会社 |
| 製本所 | : | 株式会社大進堂 |
| 装幀・装画 | : | 唐仁原教久 |
| デザイン | : | 野田あい |
| 写真撮影・提供 | : | 鷲尾倫夫 文藝春秋 新潮社写真部 |
| かいつまんで言う | : |
山本夏彦氏の御子息が、夏彦氏の残した手帳を基に父・山本夏彦を紹介した本。 個人的には、非常に興味あり一気に読ませて頂いたが、やはり個人の発表を前提に書かれ ていない手帳ということでたとえ編集してあるといえ複雑な心境に落ちいってしまう部分もある。 ただ伊吾氏は「あとがき」に「恋文」は『世に出ることを想定して父は書いていたのだ、と私は 思う』と書いている。しかし、それは読む人それぞれの思い入れによって、かなり巾があるもの だろうし、知らぬが仏と、知ってより贔屓にする感情が募るなど想いは複雑に絡み、全てよし とはならぬのが悩ましい。 巻末の「索引*山本夏彦が出会った人たち」も充実し、特に若かりし頃の手帳紹介は貴重で あり、山本夏彦氏も十分に人間也が心沁みるが、個人的には永遠の師であり続け人間臭く ない偶像のままでもよかった気もする。 |
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