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「漢字検定」に関するサイトを創るきっかけは突然でした。 |
| 「週刊新潮」や「文藝春秋」などでお馴染みであった、今は亡き名コラムニスト山本夏彦翁のファンサイト |
| 「
山本夏彦の本 つかぬことを言う」で、名コラムを紹介する「
一寸先はヤミがいい 山本夏彦の名言」を |
| 追加していて『我々はある国に生れたのではない、ある国語のなかに生れたのだ、祖国とは国語だ、 |
| 国語以外の何ものでもないというシオランの言葉を私は固く信じるものである。』と入力していた時に |
| 突然閃きました。"・・・そうだ、漢字を学ぼう、漢字検定を極めよう!" 平成18年8月19日の事でした。 |
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| ■ それからは「漢字検定」について色々と調べ、とにかく受検である。 |
| 当然の如く、漢検2級である。社会人である。ましてや山本夏彦氏の本を愛読してきた者である。 |
| 流石に是を落とすわけにはいかない。却ってそれがプレッシャーとなり、かなり気を入れて勉強。 |
| そこで気が付いた。漢字の勉強が、さほど苦にならないのである。これは結構相性が好いのだろう。 |
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| ■ そして受検。手応え十分。ここまでは順調過ぎる程、順調也。 |
| だが、"そうだ、漢字を学ぼう、漢字検定を極めよう!"が漢検2級で満足する訳にはいかない。 |
| 噂通りに漢検二級から準一級へのハードルは本当に低くない。結構梃子摺る、準一級の勉強をしつつ |
| 拘った自分なりの「漢字検定」のサイトを新たに創り、それを形あるものとし、漢検二級の体験記を記し |
| 準一級の挑戦記を書き留め、そして一番は当然の如くに仕事に励み、流れる如く家庭生活を続けて |
| 最後に毎日の晩酌の酒を「それが大人の愉しみだろう」の乗りで呑んでいては、『完全征服への道』は |
| 険しく、正に徳川家康ではないが、「『漢字検定 完全征服への道』は重き荷を負うて、遠き道を往くが |
| 如し急ぐべからず」の心境です。 |
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| ■ しかし、誰に強制された道でもありません。ましてや急ぐ道でもありません。 |
| 「蒔かぬ種は生えぬ」という言葉は知っている。「虻蜂捕らず」と言う格言もあるし、「二兎を追うものは |
| 一兎も得ず」である。そして「明けぬ夜は無い」とも言う。「夜明け前が一番暗い」のも真実だろう。 |
| また「冬来たりならば春遠からじ」も未来を暗示していると考えよう。慌てる必要は無いのである。 |
| 今が「真冬の夜明け前」であることを信じて。 |
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| ■ 漢字検定は「公益財団法人 日本漢字能力検定協会」が主催していますが、それに関する書籍も |
| 多数発行しています。ホームページも開設しています。こうして、「漢字検定」関連のWEBサイトを |
| 作るにあたって、色々な形でお世話になり、また参考とさせて頂きました。ここにお礼を申し上げます。 |
| また、本サイトでは「公益財団法人 日本漢字能力検定協会」を、読みやすさ等を考慮して「協会」や |
| 「漢字検定協会」、「漢検協会」と略して記載していることもあります。 |
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| ■ 本サイトを創るにあたって、色々な本やWEBサイトを参考とさせて頂きました。 |
| 発想は別として、教示頂いたり、啓発された物が多数あります。 |
| 当然ながら、本サイトで紹介させて頂いている書籍などは、全て自分で購入した物です。 |
| 著作権への配慮は当然に必要ですが、「わが物喰えば竈将軍」でもあります。 |
| また、お世話になった書籍やWEBサイトは本サイト内『
漢字 書籍・道具紹介』と『リンク集』
にて |
| 紹介させて頂いておりますが、重ねてお礼申し上げます。 |
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| ■ 率直に「漢字」の世界は広く深く、その深さを譬える言葉を知らない。 |
| そこに「大修館書店」発行『大漢和辞典』がある。曰く「親文字5万余字、熟語53万余語を収録」 |
| そして「総計1万7900頁・本体価格24万円」である。 |
| その賛辞は「諸橋さんの『大漢和辞典』の一冊を書架から抜き出し、どこでもいいから開く。…世の中に |
| これほど贅沢な時間の過し方はないだろうと思う。− 井上靖(1907〜1991、小説家)−」であり、「諸橋 |
| 大漢和辞典は、私の座右の書である。…この辞典は、日本人が昭和という時代に持ち得た最も確かで |
| 輝かしい宝として、久しい未来にまで受けつがれねばなるまい。−大岡信(詩人・評論家、1931〜)−」 |
| なのである。一級に合格したら古本でいいから是非、入手してその「贅沢な時間」を味わいたいもので |
| ある。ただし、どこに置けばいいのだろうか、15巻。これは結構、「漢検」へのモチベーションと成り得る。 |
| それにしても、「大修館書店」のWEBサイト『「燕館」別館 漢字文化資料館
』はいいですね。 |
| 手元にある電子辞書には「明鏡国語辞典」が入っているので、余り興味がなかったのですが、やはり |
| 紙の辞典の「明鏡国語辞典」も欲しくなりました。 |
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| ■ 本サイトの漢字に於いて、「準1級配当漢字 許容字体表」において、普通に表示できない漢字は |
を利用させて頂きました。非常に便利で使い易いシステムです。
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| また、その他で普通に表現できない漢字は、島根県立大学が「e漢字フォント」として提供している |
を使用しています。感謝致します。不自然にサイズが違う、違和感があるなどは |
| 御了承下さい。 |
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| ■ 本サイトは「Google AdSense」並びに、「Amazonアソシエイト・プログラム」に参加しています。 |
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| ■ 著作権には、配慮しておりますが、不都合がありましたら下記メールアドレスまで御指摘下さい。 |
| 出来る限り早く対処致します。 |
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| ■ 本サイトの管理人「工房藤棚」のメールアドレスは「kohboh11#fujitana.net」です。 |
| 〔#を@に変更してメールアドレスとして下さい。迷惑メール対策ですので、御理解を。〕 |
| サイトに対する苦情は勿論、間違いの御指摘、要望やリクエストなど御気軽にメールをお願い致します。 |
| 率直な御意見を伺えたら嬉しいですし、それがサイトを育てる大きな力となると思います。 |
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座右の銘 : 禍福は糾える縄の如し モットー : 頑張らないが諦めない |
| 四字熟語 : 点滴穿石 |
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一滴一滴の小さな |
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雨粒が、長い間には |
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硬い石も穴を開ける |
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ことが出来る。 |
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わずかな力でも |
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積み重なると |
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大きな力を |
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発揮する。 |
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凹 雨垂(あまだれ)石を穿(うが)つ。 |
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