漢字検定 完全征服への道
日本語 関連図書 1
|
書籍名 : えんぴつで奥の細道 えんぴつで奥の細道
監  修 : 伊藤 洋
書 : 大迫閑歩
発行所 : 株式会社 ポプラ社
発行年月日 : 2006年 5月 5日  第11刷
定 価 : ¥1,400+税
頁 : 230
説 明 : Amazon.co.jp の『えんぴつで奥の細道』を見る
・松尾芭蕉の旅行散文「奥の細道」を、えんぴつでなぞり書きして、味わい直す新しい
 形の本。元禄二年(1689)の早春に出立、日光、平泉を巡って日本海に出、金沢を
 経て大垣にいたるまでの160日の大行脚を、50日で達成するよう構成してある。
・本の体裁が変形で、ハードカバーの中に横長の本の造りとなっていて、手本の
 文が先にあり、その後に薄書きのなぞり用の文がある。奥の細道の解説も多く
 書き文字に対する解説も掲載されている。決して企画だけの本では無い。
.
書籍名 : えんぴつで従然草 えんぴつで従然草
監  修 : 河原木有二
書 : 大迫閑歩
発行所 : 株式会社 ポプラ社
発行年月日 : 2006年 9月 9日  第2刷
定 価 : ¥1,400+税
頁 : 206
説 明 : Amazon.co.jp の『えんぴつで徒然草』を見る
・『えんぴつで』シリーズの第二弾。珠玉の古典随筆を「奥の細道」の次にもってきた。
・序段を含め244ある章段から、40段を選択して、50日分のテキストとしたもので 
 第一日目の「つれづれなるままに、日くらし、硯にむかひて、心に移りゆくよしな事を
 そこはかとなく書きつくれば、あやうしこそものぐるほしけれ。」から始まり、愉しい。
・現世への無常観に貫かれつつ、なお、人を、自然を、時代を真摯に見つめた吉田兼好の
 厳選された随筆が、現代語訳と脚注付きで、味わい直せる素晴らしい企画であり、手本の
 えんぴつ書きも、素直で癖がなく、万人に受け入れられるものであろう。
.
書籍名 : 日本語おもしろ雑学練習帳【難読漢字編】 日本語おもしろ雑学練習帳
編著者 : 日本雑学能力協会
発行所 : 株式会社 新講社
発行年月日 : 2000年 7月 7日  第1刷
定 価 : ¥1,238+税
頁 : 222
説 明 : Amazon.co.jp の『日本語おもしろ雑学練習帳 難読漢字篇』を見る
・表紙の意匠・レイアウト・イラストが面白い雑学蘊蓄書の難読漢字編で、楽しめるが
 漢字一般を扱う本は、どんな漢字をどのような切り口で読ませるかが難しいなと
 感じさせる本でもある。
・本の構成は
  1 ”感じ”で読む漢字
  2 読めそうで読めない漢字
  3 数字が出てくる四字熟語
  4 ズバリ難読の四字熟語
  5 動物を表す漢字
  6 植物を表す漢字
  7 食にまつわる漢字
  8 酒飲みはこんな漢字をマスターしよう
  9 季語の世界は難読世界
  10 こんな漢字を使いこなすなんて、昔の人は偉かった
  11 ちょっとの違いで大きく異なる、似て非なる漢字
  12 男と女をめぐる漢字
  13 六法全書の世界から        と盛り沢山で色々な工夫がなされている。
・本のタイトルに「日本語」が入っているので、日本語関連で紹介したが、漢字関係の
 蘊蓄本が好きな人にとっては絶好の本である。
.
書籍名 : 表現を味わうための日本語文法 表現を味わうための日本語文法
著  者 : 森山卓郎
発行所 : 株式会社 岩波書店
発行年月日 : 2004年11月15日  第5刷
定 価 : ¥1,500+税
頁 : 204
説 明 : Amazon.co.jp の『表現を味わうための日本語文法』を見る
・本の構成は
 一 入門の入門―文法的思考ノススメ
 二 格を欠くと、
 三 主語が主語が・・・・・・
 四 時にどきどき!
 五 文は人なり。             と洒落ていて
 一般的な用語で呼ぶと
 第二章が「格の表現とそれに変更を加える態(ボイス)の表現」
 第三章が「それに連動する主語の問題や「は」などのとりたての表現」
 第四章が「時の表現」
 第五章が「文の述べ方にあたるモダリティの表現」         となるとのことであるが、
 以外と難しくなく、『言葉そのものがもつ奥行きを何重にも味わう』面白さを体験できる。
.
書籍名 :  辞書には書かれていないことばの話 辞書には書かれていないことばの話
著  者 : 仁田義雄
発行所 : 株式会社 岩波書店
発行年月日 : 2005年10月 5日  第3刷
定 価 : ¥1,500+税
頁 : 179
説 明 : Amazon.co.jp の『辞書には書かれていないことばの話』を見る
・上の本と同じ<もっと知りたい!日本語>シリーズであるが、少し専門的になる。
 『理想的な国語辞書とは、それと文法書があれば、日本語を知らない人でも
 コンピュータでも正しい作文ができるような辞書である。そこには何が書かれて
 いなければならないのだろう。』
.
|
漢字検定 完全征服への道 Homeへ      戻る     書籍紹介 表紙     次へ
Copyright(C) 2006-2013 工房藤棚 All Rights Reserved