漢字検定 完全征服への道
漢字検定 準1級 体験記 四字熟語
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■出題内容 .
 配 点 : ・問1 1問2点・10問=20点
 問2 1問2点・5問=10点  合計30点。
 内 容 : ・問1 四字熟語の2文字が示され、後の2文字をひらがなの選択肢から選び漢字に直す。
    示されるのが上2文字問題が5問で、下2文字問題が5問。
    選択肢は、10語なので親切ではある。
・問2 解説・意味にあてはまる四字熟語を選び、その傍線部分だけの読みをひらがなで記す。 
    問題は5問で、選択肢は8語。しかし、読み問題で1問2点なので美味しい。
 傾 向 : ・四字熟語の一字には、準1級配当漢字を含むことが多い。
■注意事項 .
・今回出題された15問、18の四字熟語を『漢検 四字熟語』で、検定級を調べると
 準1級配当が16問 3級配当は1問 4級配当が1問であった。圧倒的に準1級配当の
 四字熟語が出題されていて、受検勉強が非常に有効であることがわかる。
・因みに3級配当四字熟語が、「**為楽」で「じゃくめつ」を選択しての書き問題で
 4級配当は「**俗語」で「へいだん」を選択しての書き問題であり、下の級から
 勉強してこない人には、却って難しく感じる問題となる。正解は「寂滅」、「平談」。
・問2の出題形式は、平成18年度からであるが、従前の問題であろうと、本出題形式で
 あろうと、勉強方法を変える必要はないので、特に支障はない。ただ、5問の問題に
 対して、選択肢は8語あるので注意が必要で、今回も余り見ない四字熟語が選択肢に
 含まれていた。
■勉強・攻略法 .
・前記の通り、出題が準1級配当の四字熟語が多いので、地道な勉強が必ず実を結ぶ
 結果となるので、大切にしたい。
・しかし、現実として準1級配当四字熟語も多数あり、読めても書けない漢字も多く
 また、意味も見当がつかない熟語も多いので、中々厄介である。
・実際問題として、意味も知らずの丸暗記では記憶の定着は難しいので、やはり
 辞典等を利用して、正しい意味や出典を調べて理解を深めるのが、結果的には
 早道であり、急がば廻れは真実であろう。また今では、ネットを使えば簡単に調べる
 事が出来るし、電子辞典も普及してきているので利用したい。
・四字熟語はかなり力を入れて勉強したが、それでも「百歩穿楊」とか「焚琴煮鶴」は
 初めて見る四字熟語であったので、ある程度、勉強範囲を広げる努力も必要かも
 知れない。別に満点を狙っている訳でもないが、知らない四字熟語が出てくると
 動揺するのも確かなので、油断は大敵である。
■受検感想 .
・自己採点:28点/30点   ・実際の得点:26点   ・全受検者の平均点:14.4点。
・結果的には一番得点できた出題形式。
・今回の受検で初めて見た四字熟語が3語。内「寂滅為楽」は3級配当熟語であったが
 「じゃく」の漢字が思い付かずに間違えてしまった。
・意味「殺風景なこと。」が「焚琴煮鶴」で傍線部分が「ふんきん」は、あてずっぽうであったが
 正解であった。しかし、受検中は他の3〜4問も自信がなく焦らされた。この焦るという事が
 精神状態に非常に響き、普通できていたことをできなくする。しかし、その解決には該当級
 相当の実力を付けるしかないのも事実である。
・四字熟語はそれなりに乗り越えられたが、次は一番苦手の「対義語・類義語」問。
 時間も少なくなってきて、手に汗を掻きつつ次問へ。
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