漢字検定 完全征服への道
漢字検定 準1級 体験記 漢字の書取り
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■出題内容 .
 配 点 : ・1問2点・20問=40点
 範 囲 : ・常用漢字全部と準1級配当漢字で、準1級配当漢字が中心。
 内 容 : ・―線(傍線)のカタカナを漢字に直す書取り問題。
 傾 向 : ・15問が通常の書取り問題。
 後の5問が同音・同訓異字問題。
■注意事項 .
・漢字検定の基本であり平成17年度は、15問であったが、平成18年度は同音・同訓異字の
 5問が増えて、満点で40点となっている。ここを上手く乗り越えると合格の道も見えてくるが
 反対にここで躓いていては、栄光には手が届かない。
・現実問題として、出題範囲は無限大と言ってよく、過去出題された問題が何回も出題される
 とはよく言われるが、準1級ともなると、もっと広く深いものが必要とされている気もする。
■勉強・攻略法 .
・書取り問題は、書いて覚えるのが基本。せめて使用している参考書に掲載されている書き
 問題の漢字は殆どをクリアしたい。それさえできないと、参考書に載っていない問題を
 狙って出題している可能性もあるから、正解に書ける問題が無くなってしまう。
・実際問題として、参考書を何冊も買い込む訳にもいかないし、買ったとしてもそれを全て
 行う時間が確保できるかも問題となってくる。そこでどうするかであるが、一番はどうも
 読み問題も書けるよう勉強、練習することではないだろうか。大体熟語などが、これは
 読みが必要、これは書きが必要などと決まっている訳がないのであるから、書き問が
 できるなら読めるのは当然であるが、読む問題を書けるよう努めるのも必然であろう。
・読み問を読めれば良しとしないで、書けるまで踏み込めば、漢字力が大幅に向上するのは 
 間違いないが、現実としてどのように勉強すればいいのだろうか。読み問は読んでいれば
 学習となるので楽であるが、書きの練習もノートと鉛筆を用意しなくても、指で書くだけでも
 大きな違いがあると考えらえる。ただ読んでいるのに較べて確かに時間が掛かるが
 掛けた時間は必ず自分の身になっていると信じたい。
・準1級配当漢字は、画数の多い漢字で一体どんな筆順で書くのか見当もつかない漢字も
 ある。例えば「竈」や「鼠」である。現実として「竈」の正しい筆順が分かれば「蠅」も同様で
 見当がつく。そこで「筆 順・字体字典」が有効であるが、現在ではネットで簡単に調べられる。
 例えば、サイト「漢 字の正しい書き順」は、よく利用させて頂いている。折角新しい漢字を
 覚えるのだから、正しい筆順で覚えたいものである。また、今まで書けなかった漢字が正しく
 書けるようになると漢字に対する興味も格段に増すものである。一寸でも書き順に不安がある
 漢字を調べると意外と正しく書いていなかったりする。ネットなら億劫がらず確認できるので
 本当に便利になったものである。漢字に対する苦手意識解消に、また記憶の定着に非常に
 有効であるので一度試してみる価値はあるだろう。
■受検感想 .
・自己採点:28点/40点    実際の得点:26点   ・全受検者の平均点:22.4点
・自己採点でも7割。一番時間を掛けた問題にも拘らず、中々手強い。
・「アカネ色」も書けない。イメージは浮かぶのであるが、正確な字とならない。正解「茜」。 
 「コッケイ」も難しかった。「稽」は判ったが「コッ」が出てこない。正解は「滑稽」。
 「ギキョウ」心も、「義侠」か「儀侠」かで迷ったが、よりによって「儀侠」として不正解。
・読み問のペースで行ったら、どんなことになるのか心配であったが、できる問はできるのであり
 最後の3問は完璧であったし、気を取り直して、いざ得意の「誤字訂正」問へ。
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