漢字検定 完全征服への道
漢字検定 2級 体験記 四字熟語
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■出題内容 .
 配 点 : ・1問2点・10問=20点
 1問2点・ 5問=10点  合計30点
 範 囲 : ・常用漢字全部。
 内 容 : ・四字熟語の二文字が示され、後の二文字をひらがなの選択肢から選び漢字に直す。
 示されるのが上二文字問題が5問で、下二文字問題が5問。
 選択肢は、10語なので親切ではある。
・上に加え、意味が示され、それを上記の四字熟語から選択するマークシート式が5問。 
 傾 向 : ・故事来歴(*)や仏教用語など「出典のある四字熟語」が多いが、一般用語も
 出題される。
  * 故事来歴:伝来した事物についての由緒や経過の言い伝え。
■注意事項 .
・四字熟語の組み立てには、次のようなものがある。
 1.数字が使われているもの。
    漢検準1級は「一朝一夕」には合格できないが、「七転八起」し念願が叶った、など
    「一」が入っているものが多いが、「千差万別」である。
 2.上の二字と下の二字が、似たような意味で対応しているもの。
    漢検1級は、「浅学非才」なので「悪戦苦闘」したが、「平平凡凡」な対応では
    無理なので、「粉骨砕身」の勢いで「無我夢中」に勉強したら、その結果は
    「日進月歩」に表れた。
 3.上の二字と下の二字が、反対の意味で対応しているもの。
    漢検には、日本語についての勉強は「夏炉冬扇」かと「自問自答」したが、
    答えがでないので、皆に聞くと「異口同音」に、その二つは「大同小異」だと言う。
 4.上の二字も下の二字も、それぞれ反対語になっていて、しかも上と下が一対に     
   なっているもの。
    漢検は、「老若男女」が「利害得失」を抜きに受検するが、「栄枯盛衰」は
    この世の常なので、不合格でもあきらめない。
 5.上の二字と下の二字が、主語と述語の関係になっているもの。
    漢検は、受検だけの勉強は「本末転倒」となるので、「終始一貫」して、尚且つ
    「用意周到」に準備して受検する必要がある。「油断大敵」である。
 6.上の二字と下の二字が、修飾語と被修飾語の関係、または連続の関係にあるもの。
    漢検1級は、「不言実行」で「堅忍不抜」の覚悟を持ち「粒粒辛苦」しつつ、「昼夜
    兼行」で勉強すれば、「取捨選択」の問題もあるので、合格の道も見えてくる。
 7.四字が対等の関係にあるもの。
    漢検の勉強は、「春夏秋冬」を問わず、「喜怒哀楽」を表さず、たまには
    「花鳥風月」を楽しみ、「冠婚葬祭」も欠かさずに励んだ方が永く続く。
■勉強・攻略法 .
・意味を問う問題が増えた事により、四字熟語は漢検の中でのウェイトは大きくなった。
 四字熟語が書けるくらいなら、意味も見当がつくので、2度美味しい問題となる。
 意味を問う問題は、マーク方式でありながら配点は2点である。マーク式の問題は
 落としてはならないのである。これは四字熟語を勉強した褒美なのであるから。
 その上、選択肢ではあるが、読みは示されているので、度忘れしても、思い出す
 可能性は高い。また、2級相当程度の四字熟語は、よく使われていて言語生活を
 豊かにするので、勉強は欠かせない。
・多数勉強するに越したことはないが、検定としては書けないといけないので、
 『漢字必携 二級』の後の方で記載の110語+『高橋[頻出度順]問題集』の協会発行の
 Aランク約150語(内「漢字必携 二級」との重複語が約50語)=約200語を確実に
 覚えたら目標の8割に手が届くだろう。それは、一度は眼にしたことのある熟語が多い。
・平成18年第2回の問題を『漢検 四字熟語辞典』を基に調べてみると、以外な事に
 1級相当:1語  2級相当:2語  3級相当:5語  4級相当:1語  5級相当:1語と  
 なっている。5級相当語は「日常茶飯」であり、此れは名コラムニスト山本夏彦氏の
 最初の単行本「日 常茶飯事」でお馴染みである。このように、日頃親しんでいる熟語で
 あれば、苦も無く書けるので、やはり日々の積み重ねが大きく物を言う。また、2級だからと
 2級相当の四字熟語ばかりが出題されるわけでは無いのがわかる。
・上記の通り、協会発行の『漢字必携 二級』の後ろに四字熟語が110語紹介されているが、
 それが 平成18年第2回の問題に、何問出題されたか確認すると5問。5割である。しかし、
 四字熟語は無数といってよい程多数あるので、比較的効率はいいのであろう。
■受検感想 .
・自己採点:30点/30点   ・実際の結果:一問×   ・得点:解答漏洩問題で採点されず。
・2級受検で一番勉強したのが、四字熟語問題。その甲斐があって、自己採点で満点。 
 ほぼ予想通り。強いて言えば「春宵」の「宵」が一抹の不安を感じたが、正解であった。
 充実感と達成感を「漢字」検定で「感じ」ていたら、採点無し。
・結果通知を見ると「生者必滅」が×。解答のメモ書きを確認したところ、さんずいがない。
 普段の生活でも使う漢字なのに、何故間違えたか不明。注意力散漫か。
・他の問題ができる人は「四字熟語」や「対義語・類義語」もできるだろうから、極端な話となるが、
 合計点が160点で、「四字熟語」と「対義語・類義語」が10点の人は、今回の採点でも150点。
 同じ合計点が160点で、「四字熟語」と「対義語・類義語」が50点の人は、残念ながら110点。
 最初は同じ合格点の合計160点でも、結果は天国と地獄である。笑い事では無くなる。これ
 では悲劇である。解答が事前に漏れていて、結果的に得をする人が発生することを防ぐ為
 には、やむを得ない処置であろうが、不用意に解答を漏洩した人の罪は、やはり深く、重い。
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